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東京芸術劇場が主催する文化を軸にした地域の在り方や街づくりについて考える公開フォーラムのコーディネートをしています。モデレーターは、アートがもつポテンシャルを活用した街づくりのパイオニアである北川フラム氏。各回、アート、文学、演劇、音楽、建築等のテーマについて、参加者の皆様と一緒に、これからの文化と街づくりについて考えていきます。


【2024年9月17日 開催】「芸劇+まちがく」第26回公開フォーラム
野田秀樹・亀田誠治 芸術祭と地域の関わりを北川フラムと語る<野田秀樹×亀田誠治×北川フラム>が9月17日に開催されます。


第26回公開フォーラムは、劇作家、演出家、役者として活躍し、2009年より東京芸術劇場芸術監督を務めている野田秀樹と、音楽プロデューサー、ベーシストとして数多くのプロデュースやアレンジを手がける亀田誠治氏を迎えお届けします。前半は、野田が描く「演劇的な最後の夢の一つ」としての「国際芸術祭」構想と、2019年より亀田氏が実行委員長を務め開催されている「日比谷音楽祭」を中心に、文化芸術の意義と地域との関わりについて、お二人に対談形式でお話しいただきます。後半は、北川フラム氏を交え、それぞれの思い描くこれからの芸術祭や今後の展望について話し合います。

お申し込みは下記のURLからお願いいたします。

東京芸術劇場「芸劇+まちがく」公式ページ

コーディネーター:上門周二(かみかど しゅうじ)アネトス地域計画 代表

【2024年3月15日 開催】「芸劇+まちがく」第25回公開フォーラム
横浜のまちづくり-BankARTの視点から<秋元康幸×北川フラム>が3月15日に開催されました。


第25回公開フォーラムは、長年横浜のまちづくりに携わってこられたankART1929 副代表・秋元康幸氏をお迎えします。横浜市では、都心臨海部において開港当時の歴史的建造物が少しずつ姿を消すなか、かつての文化・経済の活力が失われゆく状況を憂う声が各所で聞かれるようになりました。そこで、再び都市の魅力を取り戻そうと、芸術文化のもつ創造性によって都市の新しい価値を生み出す「創造都市(クリエイティブ・シティ)」の取り組みが2004年から始まりました。主な取り組みとして、歴史的建造物や倉庫などでアーティストが創作・発表・滞在する取り組みのほか、かつて風俗店舗が立ち並んでいたエリアでは、地域・行政・警察・大学・アーティスト等が連携したまちづくりを進めています。前半は、秋元氏から自治体職員として創造都市政策を推進してこられた経験と、その後、横浜のアートプロジェクトを牽引し、BankART1929の副代表として活動している視点から、横浜のまちづくりについてお話しいただきます。後半は、北川フラム氏との対談と参加者による質疑なども交え、お話しを伺います。

お申し込みは下記のURLからお願いいたします。

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【2023年12月14日 開催】「芸劇+まちがく」第24回公開フォーラム
地域に生まれる、都市の新たな可能性を目指して<合場直人×渡邊裕之×北川フラム>が12月14日に開催されました。


第24回公開フォーラムは豊島区・池袋のまちづくりに深くかかわる株式会社サンシャインシティ代表取締役社長の合場直人氏と東京商工会議所豊島支部会長の渡邊裕之氏をお迎えします。合場氏には大手町・丸の内・有楽町において、数多く携わってこられたプロジェクトの紹介と、現在豊島区・池袋で進めている産・官・学等が一体となった組織「池袋エリアプラットフォーム」のまちづくり活動についてお話しいただきます。渡邊氏には、これまでの池袋の開発と地域の歴史、文化、芸術の背景を交えながら、豊島区・池袋の過去と現在そして未来に向けたまちづくりについてお話しいただきます。後半は北川フラム氏と登壇者による対談、さらに参加者も交え「誇りと愛着」を持てる都市の価値と魅力とは何かについて考えていきます。

東京芸術劇場「芸劇+まちがく」公式ページ

【2023年9月20日 開催】「芸劇+まちがく」第23回公開フォーラム
「ミチ」のデザインを通じた人の集まり方<千葉学×北川フラム>が9月20日に開催されました。


第23回公開フォーラムは、建築家で東京大学大学院教授の千葉学氏をお迎えします。日本は、「ヒロバ」(広場)ではなく「ミチ」(道)の文化だと長く言われてきました。街道や商店街、路地や神社の参道など、「ミチ」空間は、今の日本のあちらこちらで親しまれています。近年、移動手段は大きな変革の時期を迎えていますが、千葉氏の考える「ミチ」のデザインと在り方についてお話しいただきます。“これまで建築や都市のデザインを実践してきたが、振り返ってみるとそれが建築であっても都市スケールであっても、この「ミチ」のデザインが僕自身の主要な関心事だったことに気付く。それは、その土地の文脈に合わせて生み出した「ミチ」が、人の集まる場の中心になればという想いと、「ミチ」にはまだまだ可能性があるという期待があったからだと思う。”と語る千葉学氏。後半は、北川フラム氏との対談と参加者による質疑などを交え、お話を伺います。

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【2023年6月23日 開催】「芸劇+まちがく」第22回公開フォーラム
北川フラムが関わる芸術祭の全貌<講演:北川フラム>が6月23日に開催されました。


越後妻有、瀬戸内、奥能登、いちはら、信濃大町の芸術祭の総合ディレクターをつとめる北川フラム氏。そこで展開されるアートは、地域に根差したサイトスペシフィックなもので、現代の課題に直接向き合うものです。アートという非日常的なものを媒介にした地域住民、旅行者、サポーターとの交流は、住民たちが地域のアイデンティティを再確認する機会となり、いわゆる “観光” を地域の人々の幸せを感じる“感幸” へと変えていきました。新型コロナウィルスの蔓延で、価値観の大きな変革が起こる中、これら地域芸術祭は希望の在り処になるのではないか。芸術・文化は、社会全体や企業そのものの全体を包含するものとなってきました。今回は、北川氏の芸術祭の取り組みについて学び、都市や地域の未来について参加者と共に考える機会にしたいと思います。

東京芸術劇場「芸劇+まちがく」公式ページ

ANETOS/アネトス地域計画

東京都豊島区目白2-16-22 5F
2-16-22-5F Mejiro,Toshima-ku,Tokyo,JAPAN
Phone: +81 03 3980 5562